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障害年金の手続・仕組みなど 第60回

◆ 保険料納付要件と合算対象期間(カラ期間)

障害基礎年金や障害厚生年金を受給するためには、『保険料納付要件』をクリアする必要があります
(20歳前の傷病による障害基礎年金を除く)

その『保険料納付要件』とは、
障害の原因となった傷病の初診日の属する月の前々月までの国民年金の被保険者期間(国民年金に加入しなければならない期間)のうち、保険料納付済期間と保険料免除期間をあわせて3分の2以上あることが要件となります
また、経過措置として、初診日の属する月の前々月までの直近1年間の被保険者期間に保険料の滞納がなければ当該要件を満たすことになります

この保険料納付要件をみるにあたって、国民年金の任意未加入期間や適用除外期間については、国民年金の被保険者期間からのぞいて計算することとなります

例えば、
Aさん(昭和36年4月3日生まれ)
昭和56年4月1日に結婚し、専業主婦となる(相手は同い年の厚生年金保険の被保険者)
(昭和56年4月2日から61年4月1日までは未加入)昭和61年4月1日から平成14年4月1日まで第3号被保険者、以降は第1号被保険者(未納)、初診日は平成20年5月10日の場合、
配偶者が厚生年金保険に加入しているため、昭和56年4月から61年3月までは、国民年金の任意未加入期間となり、保険料納付要件をみる際の被保険者期間からは除くことができます
Aさんは、昭和61年4月から初診日の属する月の前々月である平成20年3月までの22年間(264月)に16年(192月)の第3号被保険者期間があるため、3分の2以上の要件を満たすことになります(192月÷264月=0.7272…)

by nenkin-matsuura | 2011-10-26 01:09 | 障害年金の手続・仕組みなど | Trackback  

ねんきんFAQ 障害年金請求 編11

<Q1> 障害基礎年金を請求する場合において、昭和61年より前の夫の扶養となっていた期間はどのようになりますか? (50代・女性)

 <A1> 国民年金の任意未加入期間がある場合は、当該期間は被保険者期間からは除いて計算することとなります 分母からのぞいて計算することができるため、この期間が納付要件を左右することもあります

<Q2> 初診日が国民年金の場合、書式の違う病歴申立書を記入すればよいのでしょうか? (病院関係者)

 <A2> そのとおりです 初診日が国民年金の場合、「病歴状況申立書(国民年金用)」を記入します 内容は病歴・就労状況等申立書とほぼ同じですが、日常生活に係る制限を着替えやトイレなどの項目について、4段階で選ぶ点や、身体障害者手帳の交付年月日等を記入する欄があります

<Q3> 本人がなくなった後でも障害年金を請求することはできますか?

 <A3> 要件を満たしていれば、可能です 未支給年金を受けられる遺族が当該未支給分を受給することとなります

by nenkin-matsuura | 2010-11-24 01:11 | ねんきんFAQ  | Trackback