松浦貴広のねんきんブログ

障害年金の手続・仕組みなど 第２１７回（休職中だった場合の病歴・就労状況等申立書）

◆　休職中だった場合の病歴・就労状況等申立書

障害基礎年金や障害厚生年金の請求の際には、病歴・就労状況等申立書を本人または代理人が記入します。

病歴・就労状況等申立書のうら面には、就労状況を記入する欄があり、就労していた場合と就労していなかった場合で記入箇所が違ってきます。

もしも、求職していた場合は、就労していなかった場合の方を記入し、ア～オの該当するものにマルを付けます。（複数でも可）

なお、健康保険の傷病手当金を受給していた場合、障害厚生年金との調整がかかるケースもあります。

年金アドバイスv(∩.∩)v 856（平成９年以前の年金証書）

◇　平成９年以前の年金証書

年金の裁定請求ののちに、年金証書が送られてきます。(*‘ω‘ *)

もしも、平成９年より前に発行された年金証書の場合は、基礎年金番号が表示されておらず、１４桁などの番号（〇〇〇〇－〇〇－〇〇〇〇〇〇〇〇）が記載されています。

基礎年金番号がわかるものとしては、平成９年時に交付された年金証書や基礎年金番号通知書などがあります。（または年金手帳の記号番号など）

なお、一元化となる前の共済組合から送付された年金証書についても、基礎年金番号が記載されていません。

ねんきんQuiz－第861問（初診日）

Ｑ　以下の傷病のうち、出生日が初診日となるものを以下の①～③のうちから選んでください。☆☆
①　糖尿病性腎症②　ラクナ梗塞③　知的障害

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ａ　③　知的障害

ｐｏｉｎｔ　生来性の知的障害の場合、出生日が初診日となります。

病歴・就労状況等申立書の発病日や初診日について、知的障害（精神遅滞）の場合は、出生日を記入します。

ねんきん豆知識253（委任状が作成できないことを確認できる書類）

＜委任状が作成できないことを確認できる書類＞

年金の相談において、委任状が作成できないときは、以下のような書類が必要です。（家族が相談のケース）

・身体障害者手帳

・要介護認定の通知書

・精神障害者保健福祉手帳

・療育手帳

・施設長、医療機関長の証明または診断書

ねんきんFAQ 離婚時の年金分割編38

＜Ｑ１＞　３号分割のみだと割合を定めなくても手続きできますか？

　＜Ａ１＞　はい、３号分割の場合、５０％にて分割となります。

＜Ｑ２＞　元夫の基礎年金番号はわかりません…

　＜Ａ２＞　不明などとお書きください。

＜Ｑ３＞　離婚分割の手続きは必ずしなければならないのですか？

　＜Ａ３＞　必ず手続きをしなければならないというわけではありません。２年を過ぎたら分割できなくなってしまいます…