カテゴリ:年金 あれこれ( 295 )

 

ダイイッシュヒホケンジャ?

厚生年金保険を掛けている人を「被保険者」とよびます
その被保険者もいくつかの種類に分けられていて、
①第1種被保険者
②第2種被保険者
③第3種被保険者
④第4種被保険者
⑤船員任意継続被保険者
などがあります

第1種被保険者は男子で③~⑤以外の者
第2種被保険者は女子で③~⑤以外の者
第3種被保険者は坑内員・船員の被保険者で④・⑤以外の者
第4種被保険者は任意に継続して被保険者となった者
船員任意継続被保険者は船員で任意に継続して被保険者となった者

被保険者の種別は廃止されましたが、被保険者期間の計算、保険料率等の取り扱いが現在も種別により異なるため、経過措置として上記のような5つの種別が設けられています

by nenkin-matsuura | 2008-07-05 13:11 | 年金 あれこれ | Trackback  

年金を減らされずに収入を得るには?

せっかく掛けてきた年金が減額となっては、働く意欲も減ってしまいがちです

60歳以上で受給できるの特別支給の老齢厚生年金などは在職老齢年金という仕組みによって、収入に応じて年金が減額されます

収入とは、厚生年金保険の適用事業所に勤め、その事業所からの給料、言い換えれば「報酬月額」のことを指します(標準賞与も含む)
厚生年金保険の適用事業所は、年に1回は従業員の給料を算定して社会保険事務所へ届け出るので、その額(総報酬月額)をもとに、年金が減額されるのかを計算されます

そこで、年金の減額を避けるには、
・厚生年金の適用事業所以外で勤める
・適用事業所に勤めた場合でも短時間の労働で厚生年金保険に加入しない
・適用事業所に常勤で勤めても、給料を抑える(65歳までは28万、65歳以上は48万)
・自営業をする
・株の配当や不動産収入で益をあげる
・老齢厚生年金のみ限定ですが、共済組合で働く
・老齢厚生年金より低額であったとしても障害年金や遺族年金を選ぶ(65歳まで)
などです

この年金の減額に関しては、メールでの問い合わせの中でも多く、関心の高さをうかがうことができます

by nenkin-matsuura | 2008-06-28 13:39 | 年金 あれこれ | Trackback  

「通算老齢年金」について(2)

ねんきん特別便などによって、過去の期間が出てきて、通算老齢年金へと結びつけるには、1年以上の被保険者期間がなければならないという点が注意すべき点です 1年未満の期間がある場合でも、合わせて1年以上あればよいことになっています
もう一つの注意すべき点は、昭和36年3月31日以前に厚生年金保険の被保険者だったことがある人は、同年4月1日以後に公的年金制度に加入していなければ、以前の期間は通算対象とはならないことです せっかく1年以上の期間が出てきても、36年3月31日以前の期間のみでは通算対象期間にならないのです

通算老齢年金の受給資格期間は、国民年金を含まないときは20年、国民年金を含む時は25年となっています
ただし、資格期間の特例があります 生年月日によって必要期間が短縮され、たとえば大正5年4月1日以前生まれの方だと、公的年金制度を通算して10年あれば、通算老齢年金を受給できます

by nenkin-matsuura | 2008-06-20 00:34 | 年金 あれこれ | Trackback  

「通算老齢年金」について(1)

祖父や祖母の年代の人がもらっているというイメージがある「通算老齢年金」ですが、ねんきん特別便によって過去の期間が出てきて、通算老齢年金を裁定しなおしたり、もしくは新規に裁定請求したりするケースが多くなっているようです

支給要件は、
①被保険者期間が1年以上あり、老齢年金の資格期間を満たしていないこと
②60歳以降であること
③1.他の年金と通算して25年以上の加入期間があるか、2.他の公的年金制度で老齢(退職)年金の資格期間を満たしているか、3.恩給など他の制度から退職(老齢)年金を受けていること
です

通算老齢年金は、昭和36年4月に国民年金制度が発足し、国民皆年金体制が整ったのを機会に実施されたものです
参考として、
国民年金の通算老齢年金の年金コードは0520 年金証書は黄色です
厚生年金保険の通算老齢年金の年金コードは0230です 年金証書は緑色です

by nenkin-matsuura | 2008-06-13 20:36 | 年金 あれこれ | Trackback  

「脱退手当金」について その2

昭和16年4月1日以前生まれの方に限り支給される脱退手当金ですが、支給率は、
・60月以上72月未満の場合 1.1
・72月以上84月未満の場合 1.3
・84月以上96月未満の場合 1.5
          :
となっています

例えば平均標準報酬月額が5万円で60月かけている人だと、
50,000円×1.1=55,000円
5万5千円が脱退手当金の支給額となります

また、特例として
①女子が、
②昭和53年5月31日までに資格喪失(退職)し、
③2年以上の被保険者期間があるとき
には、脱退手当金が支給されます 
率は24月以上36月未満の場合、0.6です

現在の脱退手当金の位置づけは、年金に結びつかない場合の最後の手段なので、年金記録を入念に調べたうえでの請求となりますので、戸籍謄本(改製原)・年金加入期間確認通知書(配偶者分を含めて)など、カラ期間を確認できるものが必要となる場合があります
過去に脱退手当金を受けたことがある方と現在の方が請求する脱退手当金は少し意味合いが違ってきています

 

by nenkin-matsuura | 2008-05-31 16:32 | 年金 あれこれ | Trackback  

「脱退手当金」について その1

「脱退一時金」については、現在はなく、昭和16年4月1日以前生まれの方に限って、経過措置が設けられています 
「脱退手当金」を受給した期間は、ねんきん特別便にも記載されます(基礎年金番号に統合されている場合)

要件は原則として、厚生年金保険の被保険者期間が5年以上あり、老齢厚生年金の受給資格を満たすことなく退職した60歳以上の方です

ただし、
①障害年金の受給権があるとき
②すでに支給された障害年金または障害手当金の額が脱退手当金の額を超えているとき
③旧船保法による脱退手当金は、現に傷病手当金または失業保険金を受けているとき
は受給できません

支給額は、
被保険者期間の平均標準報酬額(再評価は無し) × 乗率 です

給付乗率や特例等については、次回(「脱退手当金」について その2)説明予定です

by nenkin-matsuura | 2008-05-20 20:45 | 年金 あれこれ | Trackback  

誕生月と年金について☆彡

年金の加入は、国民年金の場合、生まれた月から(20歳の時から)スタートします
そして取得日は誕生日の前日となります
例えば、5月9日生まれの人だと5月分から国民年金に加入し、その取得日は5月8日となります(厚生年金保険や共済組合の場合は10代であっても誕生月とは関係なく加入します)

国民年金はいつまで加入するかというと60歳の前月まで加入します
そして喪失日は誕生日の前日となります
5月9日生まれの人だと4月分まで加入し、喪失日は5月8日となります(厚生年金保険や共済組合の場合60歳の前月以降も加入します)

もし、1日生まれの人だったら…国民年金に前月分から加入し、加入終わりは前々月分までとなります


老齢年金の受給権(もらえる権利)は5月9日生まれの人だと翌月の6月分からです。

生年月日は年金にとって重要な要素の一つなのです。

by nenkin-matsuura | 2008-05-09 19:32 | 年金 あれこれ | Trackback  

死亡一時金

国民年金の第1号被保険者として保険料納付済期間(※)が3年以上ある方が死亡した場合に遺族へ支給されるのが、死亡一時金です
※4分の1納付済期間は4分の1に相当する月数、半額納付済期間は2分の1に相当する月数、4分の3納付済期間は4分の3に相当する月数が加わることになります

遺族の範囲は、配偶者・子・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹の順番で死亡時に生計を同一にしていた方が対象です

死亡した方が老齢基礎年金、障害基礎年金を受けていた時、及び、遺族基礎年金を受けることができる方がいる場合は、支給されません

額は月数に応じて12万円から32万円です(付加保険料納付済期間が36月以上ある場合は、上記金額に8,500円が加算されます)

もし遺族がの場合で寡婦年金を受けることができる場合、死亡一時金と選択になります

by nenkin-matsuura | 2008-05-06 13:07 | 年金 あれこれ | Trackback  

外国の年金の申請 2

平成19年6月1日より日本で、フランスの年金が申請できるようになっています
社会保険事務所にて60歳の6か月前から申請可能です
あと、フランスの年金加入期間は日本の年金受給資格期間(25年)と通算することもできます

日仏社会保障協定の発効により、
一時的に日本からフランスへ派遣される方は、フランスの社会保障制度への加入が免除されることになりました
フランスの社会保障制度への加入が免除されるためには、社会保険事務所において、「適用証明書」の交付を受ける必要があります
「適用証明書」の申請にあたっては、派遣者が労働災害に対する保険に加入していることが必要です

※フランスの年金は申請が1か月遅れると、1ヶ月分の年金を受け取ることができなくなります なお、日本の年金受給の時効は、通常5年です

by nenkin-matsuura | 2008-04-05 21:10 | 年金 あれこれ | Trackback  

寡婦年金

寡婦年金とは、国民年金独自の給付で、寡婦と名がつくので女性が対象の年金です

支給を受ける要件は、
①第1号被保険者として保険料納付済期間と保険料免除期間を合わせて、25年以上(300月)ある夫が死亡した場合であること
②夫の死亡当時、夫によって生計を維持していたこと
③夫との婚姻期間が10年以上継続している妻であること

支給される年金額は老齢基礎年金の計算方法より計算した額の4分の3です
例えば老齢基礎年金が700,000円の場合、
700,000円×4分の3=年525,000円(月43,750円)が支給されます

※死亡一時金と寡婦年金はどちらか一方となります
寡婦年金は60歳から65歳までの有期年金となります

by nenkin-matsuura | 2008-03-30 21:48 | 年金 あれこれ | Trackback