カテゴリ:年金 あれこれ( 295 )

 

遺族厚生年金の「中高齢の加算」

遺族厚生年金にくっつく形で支給されるのが「中高齢の加算」です
受給要件は、
・夫が亡くなったとき、40歳以上65歳未満で、生計を同じくしている子がいない妻、
・または、遺族厚生年金と遺族基礎年金を受けていた子のある妻(40歳に達した当時、子がいるため遺族基礎年金を受けていた妻に限る)が、子が18歳到達年度の末日に達した(障害の状態にある場合は20歳に達した)ため、遺族基礎年金を受給できなくなったとき
です
支給額は定額で、年594,200円です

子供が高校を卒業して、遺族基礎年金が出なくなったときなどに、今まで支給停止(待機)となっていた中高齢の加算が遺族厚生年金につくようになります

※老齢厚生年金の受給権者、または老齢厚生年金の受給要件を満たした夫が亡くなった場合(長期要件の場合)は夫が厚生年金保険を20年以上かけていることが、中高齢の加算の要件となります

by nenkin-matsuura | 2008-09-09 21:19 | 年金 あれこれ | Trackback  

国民年金の納付書 見本

国民年金の納付書 見本_d0132289_20531070.jpg納付書の見本
国民年金の納付書の左側部分です
左には納付期間(納める月)、納付書発行年月日が載っています
上部の赤い枠の中には基礎年金番号、生年月日、納付期間、保険料が載っています
右下には住所氏名が載っています




国民年金の納付書 見本_d0132289_20532722.jpg
右部分です
真ん中で切り取れるようになっていて左は納付受託期間などの控えになります 右は本人控え(領収書)になります
右下の四角の枠には納付先が領収印を押します




※納付書には使用期限がありますので注意が必要です
右端の領収書は大切に控えておきたいものです

by nenkin-matsuura | 2008-08-26 20:54 | 年金 あれこれ | Trackback  

「特別一時金」について 後編

国民年金の「特別一時金」、対象となる保険料納付済期間は、
・年金コード2650、0650受給者は、
  障害福祉年金、障害年金の受給権発生日の属する月前の直近の基準月の初日以降。
・年金コード0350、0360受給者は、
  障害年金の受給権発生日以降。
※併給認定されている場合は、前に発生した年金の受給権発生日が基準となる

特別一時金対象期間の取り扱いは、国民年金の被保険者期間でないものとみなされますが、合算対象期間(カラ期間)となります。

一人一年金の原則により生まれた「特別一時金」ですが、平成18年4月より、障害基礎年金と老齢厚生年金の併給が可能となり、「特別一時金」をカラ期間とした老齢厚生年金の新規裁定も見られるようになりました。
※老齢基礎・厚生年金や障害基礎年金の裁定請求書には、特別一時金を受けたことがありますか、という質問の欄が設けられています。

by nenkin-matsuura | 2008-08-22 00:31 | 年金 あれこれ | Trackback  

「特別一時金」について 前編

国民年金には、「特別一時金」という制度がありました。
昭和60年の法改正により、従来制度が違えば併給可能だった年金受給について、一人一年金の原則から、厚生年金保険の障害年金受給権者が国民年金に任意加入し、保険料を納付した期間や、旧国民年金の障害福祉年金受給者が保険料を追納しても選択により老齢基礎年金を受給できないという事態が発生することになりました。これにより、障害の状態が減退する見込みがない者等を対象に、特別一時金を支給することとなりました。

支給要件は、
①昭和61年4月1日において、次の障害年金の受給権を有しているものが、当該障害年金の受給権を取得した日から昭和61年3月までの期間にかかる国民年金保険料納付済み期間を有すること
・障害福祉年金から裁定替えされた障害基礎年金(年金コード2650)
・旧国民年金法による障害年金(年金コード0650)
・旧厚生年金保険法による障害年金(年金コード0350)
・共済組合が支給する障害年金(年金コード0360)
②老齢年金の受給資格期間を満たしているか、満たしていない場合は、永久認定であること
①、②共に該当することが必要です

by nenkin-matsuura | 2008-08-21 20:56 | 年金 あれこれ | Trackback  

農林漁業団体職員共済組合の年金

農協の職員などの年金は農林年金ともいわれて、共済年金の一つです しかし、平成14年4月1日以降は、厚生年金保険の扱いとなりました それと、過去の農林共済の期間も厚生年金保険の期間として扱われます

年金の給付については、平成14年4月1日前にすでに受給権が発生している人については平成13年の統合法による廃止前の農林漁業団体職員共済組合法に基づいて年金給付が行われます このため、現在では厚生年金保険の扱いとなっていますが、年金コードが1150ではなく、1170や0160などの共済のコードになる場合があります

なお、農業者年金と農林年金は別の年金です 農業者年金は農業の方で第1号被保険者が加入できる年金です

by nenkin-matsuura | 2008-08-16 11:42 | 年金 あれこれ | Trackback  

ファクシミリによる年金相談

「ファクシミリ(FAX)による年金相談」が可能であることをご存知でしょうか?
耳や発声が不自由なため電話による年金相談を行うことが困難な方々に配慮した取り組みとしてファクシミリによる年金相談が実施されています
全国にある、お近くの社会保険事務所あてに、「文書相談受付票」を記入してファクシミリにて送信します
個人記録に基づく相談に対する回答は個人情報保護の観点から郵送で、一般的な相談に対する回答はファクシミリでの回答となります
社会保険事務所へ電話がなかなか通じない時などは、有力な相談方法となると思います

by nenkin-matsuura | 2008-08-10 19:20 | 年金 あれこれ | Trackback  

遺族年金における「生計維持」とは

遺族厚生年金や遺族基礎年金の支給要件の一つに「死亡当時、死亡した方によって生計を維持されていた方」とあります。
「生計を維持されていた方」と聞いてもあまりピンと来ないかもしれません また、生計維持の意味の範囲もあいまいです
「生計を維持されていた方」をいいかえると、死亡当時、死亡していた方と生計を同一にしていた方で、年収850万円の収入を将来にわたって得られない方が該当します
さらに噛み砕くと、「生計を同一にしていた」とは、一つ屋根の下で暮らしていたとも言い換えることができます 逆に、それぞれ離れて暮らしていても、死亡した方の仕送りなどによって生活していた場合も含まれます 
その亡くなられた方無くしては、生活ができない方ともいえると思います。

by nenkin-matsuura | 2008-08-07 19:16 | 年金 あれこれ | Trackback  

処分に対する「不服の申立て」

年金の裁定や受給権の消滅など、社会保険庁が行った処分に対して不服があるときは、「不服の申立て」ができます 社会保険庁や社会保険審査官の処分を知った日の翌日から60日以内に申し立てをする必要があります

申立ての流れは、

処分に不服
   ↓
管轄の社会保険審査官
   ↓
社会保険審査会
   ↓
管轄地方裁判所
   ↓
管轄高等裁判所
   ↓
最高裁判所

不服の申立てについては、口頭または文書で不服の理由などを申立てればよいことになっており、費用はかかりません
なお、社会保険審査官と社会保険審査会の決定、裁決に不服があるときは裁判所への提訴ができます 

by nenkin-matsuura | 2008-07-29 20:22 | 年金 あれこれ | Trackback  

石綿救済法による特別遺族給付金

石綿を吸い込んだことにより発症する中皮腫や肺がんなどの疾病は、石綿を吸い込んでから発症するまでに非常に長い期間がかかることから、労働者の方が仕事により石綿を吸い込み病気になっても、病気の原因が仕事にあったことを、医師も本人も気づきにくかったという状況がありました
  この結果、労働者の遺族の方の中には、労災保険給付を請求する権利を時効により失っている方もいます
そこで、社会保険ではありませんが、労災保険の給付ですが、「石綿救済法に基づく特別遺族給付金」という制度があります
ポイントは、
・平成13年3月26年以前に石綿による疾病で死亡した場合が対象
・請求があった日の属する月の翌月分から支給が開始
請求期限は平成21年3月27日まで

通常、労災保険法による遺族補償給付は、請求手続きを行わないで死亡した日の翌日から5年を経過した場合には、時効により遺族補償給付を受けることができません

請求期限があるので、手続きはお早めに。
詳しくは、最寄りの都道府県労働局または労働基準監督署まで

by nenkin-matsuura | 2008-07-24 00:33 | 年金 あれこれ | Trackback  

「通算老齢年金」から「老齢年金」への裁定替え

旧法の通算老齢年金の受給者が、ねんきん特別便などによって期間が追加された場合や、のちに厚生年金保険を掛けて20年以上となった場合には、「通算老齢年金」→「老齢年金」への裁定しなおしが必要となります

月数が増えて老齢年金になることによって、基本的には年金額が増えますが、損になる場合もあります それは配偶者加給年金が絡んだ時です
損となるケースは配偶者が既に配偶者加給年金付きの老齢年金(厚生)を受給していた場合で、本人も厚生年金保険が20年以上となり旧法の老齢(厚生)を受給可能となった場合です
この場合は配偶者が既にもらっている年227,900円の配偶者加給年金が付かなくなってしまいます この現象は旧法のみならず、現行の新法でも起こりえます

「老齢年金」の年金コードは、厚生年金保険で0130、国民年金は0120です
旧法の厚生年金老齢年金裁定請求書(193号)はうすい黄土色です
旧法の国民年金老齢年金裁定請求書(191号)はうすい緑色です

by nenkin-matsuura | 2008-07-13 20:33 | 年金 あれこれ | Trackback