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ねんきんnews 2008年7月号

万引行為で懲戒免職処分となり、その後「ピック病」と診断された元茅ケ崎市文化推進課長の男性(58)=寒川町在住=に対し、県市町村職員共済組合は十二日までに障害年金を支給することを決定した。
 男性は二〇〇六年二月に同町内のスーパーで食料品などを万引をしたとして、茅ケ崎市役所を懲戒免職となった。同月中に専門医から若年認知症の一つであるピック病と診断を受けたが、障害共済年金の申請は初診日から一年半が経過しないと申請ができないため、男性の家族らは昨年八月、診断書を提出して申請していた。同組合などで審査が行われ、年金を受給できることになった。


 「ピック病」とは、人格変化・情緒障害が初期症状で、自制力低下(粗暴、短絡、相手の話は聞かずに一方的にしゃべる)、感情鈍麻、異常行動(浪費、過食・異食、何でも口に入れる、収集、窃盗、徘徊、他人の家に勝手にあがる)などがあり、人格は変わり(無欲・無関心)、感情の荒廃が高度で、特に対人的態度が特異。40歳代~50歳代にピークがある。

 アルツハイマー病での障害年金請求、認定は見かけますが、ピック病での障害共済年金の認定は同市町村共済組合では、初のケースということです
 同ケースの男性ように、いつ障害になるかわからないので、年金を納付もしくは免除して、もしもの事態に備えたいものです

by nenkin-matsuura | 2008-07-20 12:42 | ねんきんnews | Trackback  

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