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年金アドバイスv(∩.∩)v 17

◇ 寡婦年金を取るか死亡一時金を取るか
国民年金の第1号被保険者の死亡時の独自の給付として、「寡婦年金」と「死亡一時金」があります
「寡婦年金」は夫の老齢基礎年金を計算した際の額の4分の3が支給され、対象者は妻のみです
「死亡一時金」は12万円~32万円で、対象者は配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹です

もし、夫が死亡して妻が残されたとき「寡婦年金」か「死亡一時金」どちらか一方を選択しなければなりません(._.)
基本的には妻60歳~65歳まで支給される「寡婦年金」を選択した方が受給総額が多くなります
ただ、厚生年金を長くかけている妻だったら「死亡一時金」を選択した方が得となります(・o-) 
例えば妻が60歳からの特別支給の老齢厚生年金が年60万円受給可能だと65歳までには60万円×5年=300万円、 寡婦年金が40万円受給可能だと40万円×5年=200万円で、妻自身の厚生年金を受給した方が得です(失業保険受給や、税金を考慮したうえで) 

by nenkin-matsuura | 2008-04-08 20:09 | 年金アドバイスv(∩.∩)v | Trackback  

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