年金アドバイスv(∩.∩)v 875（厚生年金基金のポータビリティ制度）

◇　厚生年金基金のポータビリティ制度

厚生年金基金におけるポータビリティとは、「会社を変わった場合でも、それまで積み立てていた年金の原資を持ち運べること」をいいます。(・o・)

具体的には、転職先企業の制度の規約と本人同意を要件として、転職先の企業年金に積立金を移換し、元会社での勤続年数を通算できる制度です。

離婚時の年金分割においては、第１号改定者（分割される方）または特定被保険者（３号分割における分割される方）について、厚生年金基金に加入していた期間の標準報酬が分割された場合、原価相当額を政府は厚生年金基金から徴収します。

なお、離婚分割の改定請求書提出時において、厚生年金基金のポータビリティ制度を利用しているときは「①利用している」にマルを付け、厚生年金基金名も記入します。