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ねんきんnews 2011年6月号 号外

 生活保護費返還金の収入未済額が、横須賀市で急増している。2009年度は6千万円近くに達し、2年前の3・7倍に膨らんだ。「宙に浮いた年金」をさかのぼって受給したため、返還義務が生じるケースが相次いでいる。徴収を担当するケースワーカーも生活保護世帯数の増加で負担が重く、収入率は落ち込むばかりだ。
 生活保護の被保護者が財産はあってもすぐに活用できずに保護を受けた場合などは、後で生活保護費を返還しなければならない。横須賀市の生活保護費返還金は08年度が8342万円だったが、09年度は1億円を突破して1億122万円となった。
 

通常、さかのぼって年金額が支給される場合は、5年分となるが、別番号となっていた年金記録などの統合により、受け取れるはずであった年金額が支払われるときは、その時効はなく、受給権発生時にさかのぼって支払われる また、さかのぼって支払われる額(時効特例給付)には遅延加算金が上乗せされる
(なお、収入未済額とは、当該年度の歳入として調定された収入のうち、何らかの理由によって当該年度中に納入されなかったものをいう)

by nenkin-matsuura | 2011-06-30 03:35 | ねんきんnews | Trackback | Comments(0)  

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