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ねんきんnews 2010年11月号 号外

 11年度の公的年金支給額が26日、引き下げられる見通しとなった。公的年金は物価に応じて算定されるが、今年の全国消費者物価指数が、基準となる05年を下回ることが確実な状況となったため。支給額が引き下げられれば06年度以来5年ぶり。下げ幅は11、12月の物価動向にも左右されるが、0.2~0.3%となる可能性がある。
 総務省が26日発表した10月の全国消費者物価指数(05年=100、生鮮食料品含む)は100.2で、今年1~10月の平均は99.6にとどまっている。支給額が減額されないためには残り2カ月の指数が平均101.7となる必要があり、極めて難しい状況だ。
 

老齢基礎年金の満額で過去の動きを追ってみると、平成14年は804,200円、その後15、16、17、18年度と4年連続で下がったものの、以降の5年間、額は変わらなかった(平成22年度は792,100円)

もし決定すれば、さまざまな年金額に影響が及ぶが、「200円×納付月数」で計算される付加年金は、物価スライドの影響を受けない

by nenkin-matsuura | 2010-11-29 00:49 | ねんきんnews | Trackback  

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