障害者の特例のあれこれ

障害者の特例

特別支給の老齢厚生年金において、「障害者の特例」に該当すると、報酬比例部分に加えて定額部分(加給年金額を含む)を受給することができます

障害者の特例を受ける為には、
① 3級以上の障害の状態にあって
② 厚生年金保険被保険者の資格を喪失している
必要があります

なお、障害の状態については、症状が固定していない場合には、初診日から1年6か月経過し、その傷病によって3級以上の障害の状態にあることが必要です

障害者の特例を請求するに当たっては、
「特別支給の老齢厚生年金受給権者障害者特例請求書」を提出します
また、その添付書類については、
・医師または歯科医師の診断書
・呼吸器系結核、肺化のう症、けい肺などの病気やけがによるときはレントゲンフィルム
・傷病の原因となった傷病の初診日を明らかにすることができる書類(初診の病院と診断書作成の病院が同じ時は省略可)
・障害を支給事由とする年金を受けている場合は、その年金証書またはこれに準ずる書類の写し
などが必要です

もし、障害厚生年金・障害基礎年金などを受給できる場合は、障害者の特例による特別支給の老齢厚生年金とどちらか一方を選択することとなります(年金受給選択申出書を提出)

by nenkin-matsuura | 2010-07-02 01:57 | 年金 あれこれ | Trackback | Comments(4)  

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Commented by 年金初心者 at 2010-07-13 11:57 x
はじめまして。

障害者の生活支援をしている者です。

ひとつご質問させていただいてもよろしいでしょうか?

この4月から特別支給の老齢厚生年金を受給している利用者さんがいます。
この方は既に障害基礎年金も受給しているのですが、65歳に達した場合、おそらく(障害基礎年金+障害厚生年金)を選択すると思うのですが、障害厚生年金の金額は現在受給している特別支給の老齢厚生年金の定額部分が減算された金額という解釈でよろしいのでしょうか?

というのもよく見る図式解説で報酬比例部分→老齢厚生年金、定額部分→老齢基礎年金となっており、障害基礎年金と老齢基礎年金の併給が無理なのはわかるのですが、このままいくと定額部分が丸々消える!?と愚考しています。

拙い文章で申し訳ありませんが、お答え頂けると幸いです。よろしくお願いします。
Commented by 年金初心者 at 2010-07-13 13:43 x
連投失礼します。

いろいろ調べましたが、65歳に達するまでは障害基礎年金と老齢厚生年金の併給は無理なんですね。勉強不足でした。

で、65歳になると障害基礎年金と老齢厚生年金の併給が可能で、老齢厚生年金の金額は特別支給の老齢厚生年金の報酬比例部分と計算式が同じなので、今、手元にある老齢厚生年金の証書の記載額が65歳になると支給されるという解釈でよろしいでしょうか?
Commented by nenkin-matsuura at 2010-07-14 03:12
はじめまして、ありがとうございます
おっしゃるとおりです
65歳になると障害基礎年金と老齢厚生年金の併給が可能です(65歳時に年金受給選択申出書という用紙を提出します)
今、停止となっている特別支給の老齢厚生年金の年金証書に記載の額(もし、障害者の特例により定額部分がプラスされていれば、それを除いた報酬比例部分の額)が障害基礎年金とともに65歳から受給できることとなります。
Commented by 年金初心者 at 2010-07-14 12:38 x
ご丁寧にご解説いただき、ありがとうございます。

福祉系の専門学校を卒業して丸8年になりますが、恥ずかしながら平成18年の改正を今回のケースを通して初めて知りました。

またこちらのブログを参考にさせて頂きながら、日々勉強をしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。



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