ねんきんFAQ 年金額 編5
2009年 12月 26日
<答1> 老齢厚生年金の額は、給与(平均の標準報酬月額)も影響し、なるべく高い給与(標準報酬月額)のほうが受給額も多くなります また、老齢厚生年金における「報酬比例部分」と「定額部分」は、厚生年金保険に加入することで月数が増えることによっても増額します
<問2> 一緒に入社して同じ期間働き給料も同じであった友人の年金額は、私よりも多いようです… 何が原因であると考えられますか?(63歳・男性)
<答2> まったく同じ期間同じ報酬で働いていて年金額の差があるとしたら、「加給年金額」が挙げられます あと生年月日により若干、受給額に差が出ることもあります
<問3> 60歳になり嘱託で勤めていますが、年金額が減額になっているようです 「在職老齢年金額の早見表」をみると、総報酬月額相当額が22万円、年金月額が6万円で減額は無いこととなりますが…なぜでしょうか?(60歳・嘱託)
<答3> 考えられるのは基金加入期間にかかる代行部分の年金がある場合などです 年金額には基金の代行部分も含めて計算する必要があります また、総報酬月額相当額には前1年の標準賞与額も含まれるので要注意です
by nenkin-matsuura | 2009-12-26 13:29 | ねんきんFAQ | Trackback