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ねんきんnews 2012年8月号 号外

 激しい頭痛を伴う「脳脊髄(せきずい)液減少症」を巡り、厚生労働省が今春、障害年金の認定作業で医師が参考にする事例集を作り、年金を運営する日本年金機構に示していたことが分かった。この病気は研究途上のため理解がない医師も少なくなく、日常生活に深刻な支障をきたしていても各種の社会保障制度で「障害」と認められにくいことが問題になっている。早期の救済を求める声に厚労省が応えた形で、他の制度にも影響しそうだ。 

脳脊髄液減少症(脳脊髄液漏出症)により、頭痛・めまいなどの症状は、座位、起立位の状態で強く現れ、臥位で軽減する
「脳脊髄液減少症」のほかにも、「科学物質過敏症」、「繊維筋痛症」、「慢性疲労症候群」について、疾患毎に別紙を診断書に添付することとなっている

症状に個人差がある障害は認定が難しいと思いますが、医師が参考にできるように事例集を作り、また、障害年金に関する情報をできるだけ開示し、受給者・被保険者などにも制度の周知を図っていきたいところです

by nenkin-matsuura | 2012-08-20 01:21 | ねんきんnews | Trackback  

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